Teatown’s blog - Art Room

アートと建築関連のつぶやき

カルティエ展@国立新美術館

今日は国立新美術館で行われている「カルティエ、時の結晶展」へ行ってきました。

 

www.nact.jp

 

特に宝石ラブなわけではないのですが、宝飾品も美術の一ジャンルなので、後学のため目に焼き付けに行こうと思ったのです。もう一つの理由は、「小田原文化財団 江之浦測候所」でおなじみの写真家杉本博司氏が会場構成を手掛けたというので、どのような展示舞台を作り上げたのかを見たかったというのもあります。

日本の素材を使った展示のしつらえは、中々面白いテイストを醸し出していました。日本の生地、木材(欅、杉、桂)、石(大谷石)を用いて構築した展示空間は、ほの暗い中に和のテイストを持ち込み宝石類を輝かせる不思議な趣を見せてくれました。

とにかく、巨大な宝石をあしらったきらびやかなネックレスやブレスレットのオンパレードで、あちこちから聞こえてくるのは、「いったいいくらするのかしら?」「こんな大きな石は見たことない」「うわぁー、きれい!」という声ばかり。凄いコレクションですね。値段を考えてクラクラしながら帰路に着きました。(笑)