Teatown’s blog - Art Room

アートと建築関連のつぶやき

自然と人のダイアローグ展@国立西洋美術館


今年リニューアルオープンした国立西洋美術館の最初の展覧会「自然と人のダイアローグ展」がそろそろ終わりそうということに気がついて、急遽行ってきました。

nature2022.jp

この展覧会は、ドイツのフォルクヴァング美術館と西洋美術館の所蔵品をテーマに合わせて併置するという企画になっています。双方、よいものを持っているなと思いました。中でも、ポール・シニャックの2点とテオ・ファン・レイセルベルへの「メールの月光」はなかなか気に入りました。(点描画好きだからですが。)あと、ゴッホの「刈り入れ」ですかね。

ちなみに、この展覧会は、一部を除き写真撮影OKというのは良いなと思いました。海外の美術館は大抵写真撮影OKなので、それに合わせたということだと嬉しいです。

ところで、国立西洋美術館はリニューアルで前庭が大きく変わりました。以前は結構樹木が鬱蒼としてましたが、一切なくなり、彫刻以外はなくすっきりとした空間になってました。世界文化遺産に登録された際に、ル・コルビュジエの設計当時の意図が損なわれているという批判があったので、元の形に戻したということのようです。

国立西洋美術館の前庭 建物をバックにして

国立西洋美術館の前庭 彫刻と建物