Teatown’s blog - Art Room

アートと建築関連のつぶやき

デイヴィッド・ホックニー展@東京都現代美術館

今日は、東京都現代美術館で行われている「デイヴィッド・ホックニー展」へ行ってきました。
David Hockneyの独特なタッチの絵には、現実をデコレートした不思議な世界感を感じました。
 
写真のコラージュ(e.g. 龍安寺)も面白かったです。コラージュってそもそも多視点からの再構築がしやすいので、これって写真によるセザンヌ様式の実現とも言えるのかもと思いました。
 
展示は3階と1階ですが、1階は写真撮影OKになっているのが嬉しいところ。

The Arrival of Spring in Woldgate, East Yorkshire in 2011
 
一番最後のノルマンディーの12ヶ月は大きな空間に大パノラマが展開されていて、圧巻でした。

ノルマンディーの12ヶ月(最初のあたり)

ノルマンディーの12ヶ月(中盤)
このノルマンディーの12ヶ月の色々な部分の写真を撮っているうちに、これって、自分の観点で好きな部分を切り取って一枚の絵画にしている工程なんだなと思って、楽しくなりました。とても面白い体験でした。

ノルマンディーの12ヶ月の一部

ノルマンディーの12ヶ月の一部

ノルマンディーの12ヶ月の一部

ノルマンディーの12ヶ月の一部