Teatown’s blog - Art Room

アートと建築関連のつぶやき

アルチンボルド展@国立西洋美術館

国立西洋美術館でやっているアルチンボルド展へ行って来ました。 花や果物や動物などを組み合わせて肖像画を描く寄絵は、シュルレアリスムの祖とも言われているそうです。上下逆さまにすると顔になる絵とかもあり、構想力が凄いですね。

 

 

地下に降りた入り口の反対側の壁に自分の顔をアルチンボルド風にする仕掛けがあったりして、楽しめます。


ところで、アルチンボルドがこういう様々な素材となるものに触れることが出来たのも、仕えていたハプスブルク家が世界中から不思議なものを収集し、博物館の元祖といえる施設を作っていたからなんですね。やはり、富のあるところで文化は栄えるということですね。


この展覧会からの帰りに蕎麦屋かき揚げを食べていたら、ふと、これって、アルチンボルドの寄絵と相通ずるものがあるなぁと、思ってしまいました。(笑)

 

この展覧会実現の裏舞台に関する記事を見つけたので、以下にリンクを掲載しておきます。

bijutsutecho.com